下り坂
街道沿いにチラホラとチェーン店やマンションが並び、その後ろに住宅地がくっついている ギリギリ町と呼べる場所を自転車で通り過ぎ、完成まで2年半ほどかかったそれほど大きくない橋を渡って、神社と公園を回り込むと 平坦な田園地帯に出る。家畜たちの生きている臭いをさせている古い施設を横目にひたすら田んぼと田んぼの間の道を向かい風に歯向いながら進むと、山の上に建つ九州大学のふもとに着く。伊都ストレートと呼ばれる玄関口的な道路とは反対方向に曲がり、古い民家の立ち並ぶ路地に入って行く。その先の少しの坂道を倒れてきている竹を避けながら 軽いギアで登ると、雑木林の中に駐輪場がある。そこからキャンパスへ続く坂道を自転車を押して歩く。まあまあ大きいサイズの虫の羽音、ミミズの死骸 その横を素早く通り過ぎるトカゲ。猛暑が続いたあと突然やってきた涼しい気候の中でさえ汗をかくのには十分な距離を登ると見慣れた工学部の建物に辿り着く。再び自転車に乗り、隙間の道をするすると走れば 真新しい農学部棟が現れる。ひとつも車が停まっていない異様な広大な駐車場を過ぎると風力発電の羽が近くなってくる。徐々に勾配が緩くなる道をゆっくり進めば、山の頂上にある体育館に到着する。
体育館の横の課外活動施設の一室でライブをして 帰る頃には暗くなっていた道を下り坂のスピードで駆け下りたら、同じ道とは思えないほど簡単に山から降りてきてしまった。
夜の涼しさで汗はかかなかった。8月はもうすでに折り返していた。折り返してからはきっと早い。
アート
昨日は午前中バンド練習をした後、帰ってきて寝て起きてゲームをしていた。
さっき よそ向けの攻略記事のようなものを書いた。いつもと違うものを投稿したから、ちゃんと日記も書く。
明日はライブ ART-SCHOOLのコピーをやる。中学生のとき一番聴いていた。NIRVANAライクなグランジなリフの曲に惹かれて聴きはじめたけど、疾走ギターロックや、ロキノンと呼ばれるチャカチャカした曲まで、色んなロックを教えてもらった。
聴くと、バンドってこうだよなって思う 自分の中でスタンダードになってるバンドのひとつ
もうすぐ朝じゃん 寝る
[music] スカーレット / ART-SCHOOL
簡単に
今日は実家でのんびり過ごしたのちに串カツを食べに行った。ししとうがおいしかった
最近は毎日日記を書いてない。
6月(30)
7月(31)
8月(12)
9月(5)
10月(1)
11月(0)
12月(0)
みたいになっていくだろうか
日記を書いてると、以前書いたことに矛盾している内容だから…なんてことを考えたりする けど、それじゃあどんどん書けることがなくなっていく
簡単に言っていることを変えようと思う。好きじゃないと言ってしまったバンドを、時間が経って好きになりそうなのに いや、自分がこのバンドを好きであってはならない なんて縛るのは変
変だけど、そういうのあると思う。一貫していたいもんね
10年前 米津玄師がハチだった頃にやっていたブログ「電子帖八番街」に書かれていた
・簡単に人のことを好きになったり嫌いになったりしよう
という一節を今も覚えている。無理に一貫している必要はないという意味で、当時 はっとした記憶がある そのブログは今は見れない。ハチの頭の中をそのまま取り出したような文章 とても好きだったな
この日記もいつか嫌になって非公開にするかな いや 既に毎日、昨日書いた日記を消したがっているんだった