目薬よくなくす

たまに心臓めっちゃ痛い

23歳、キックベース

 

 

年が明けてから3日ぐらいが経った。大晦日は、寒さに震えながら布団で過ごし夕方からテレビを少し見ていたけどガキ使も紅白も「うるさい」という理由で消した。日付が変わる直前に 机から落としてメガネを折り、何も見えなくて訳もわからないまま静かな部屋で緑のたぬきを食べて年を越した。

 

元旦、地元の友達から「ドッジボールがしたいんよ」という連絡が来た。母校である小学校のグラウンド集合と言われて行くと、10人以上が集まっててウケた。成人式以来 姿を見せてなかったから「うわっなおだww」と珍しがられた(なおと呼ばれていた) 同級生 つまり同い年23歳の大人たちと、ドッジボールをした後、キックベースをした。面影を残したまま 格好良くなったみんなが小学生の遊びをしている風景は、何かの物語のエピローグのようにエモーショナルだった。明日は筋肉痛になるだろうねと話しながら、どこに住んでいるのか なんの仕事をしているのか聞かないまま 聞かれないまま、解散した。あのグラウンドでの出来事があっただけでも、良い年始だったかもしれない

 

目標を立てると どうしても達成したくなくなってしまうから、今年も目標は立てない。などと甘えたことを言って、逃げられる全てのものから逃げ 、逃げられなかったものに呑まれ、すべてが嫌になったりするだろうけど、これからまた1年間 毎日いっしょにいなければならない自分自身に、一応よろしく言っておこう

ことよろ〜