目薬よくなくす

たまに心臓めっちゃ痛い

夏は外、冬は内

 

 寒くなってきた。
 部屋の中で厚いジャージを着る。体育教師みたいな服だね、と言われた服。大きなシルエットで椅子に座って、二時までにあれをしよう と思っていたら六時になってしまった。

 

 90日間日記を更新しなかったから広告が表示された。ひとつ前の記事は7月23日か、暑かっただろうな 今は暑さを思い出せない。
 夏は、来たと思った瞬間に終わるのが寂しくなるぐらい 好きな季節 冬の寒さは、暑いという感覚を忘れさせる。永遠にこのままではないかと思わせるような性質が、寒さにはある。寒さは人を悲観的にするのかもしれない。
 でも、寒さと共に感情が内に向かっていくのは嫌いじゃない。寒さから逃げるために服を着て外から自分を遠ざけて、屋外にじっとしている内に自然と脳の中での活動をすることになる。過去を回想したり、人を思い出したり、好きな分野に潜ったり。
 だとすれば、夏は外向きの感情があったのだろうか。少なくとも、入道雲を見て暗い気持ちになったりはしなかった。なにかがはじまりそうなあの感じは人々を外に連れ出そうとする。今年は感染症が人々を部屋に閉じ込めたけど

 

 今年の夏は、力がなかった。したいことをしたいと思いながら、何もしなかった。いいや、時は確実に流れたから何かはしていた。いつものゲーム(リーグ・オブ・レジェンド)と、買ったゲーム(Stellaris・Ragnorium・Hollow Night・7days to die)と、スマホのゲーム(ソウルオブエデン・PUBG Mobile)を・・・。それは、今年の夏は何もしなかった、という話ではなくいつもの自分そのものかもしれない
 ただ、この10月のはじめにふと本を読んでから頭の中が活発になりはじめた。西加奈子の『こうふく あかの』という、2039年の東京のプロレスラーの話だ。未だに頭で消化中だから、この本についての記事もいずれ書きたい。頭の中に色がつくように、創作物に触れる喜びを思い出した。人間には物語が必要だ。そして少しずつ動けるようになってきている。とはいえ、冒頭にも書いた通り、まあ、今日は失敗した。

 

 

[music] Eat, Sleep, Wake / Bombay Bicycle Club

 季節といえば、この曲には季節がないような感じがする。きっと良くなるとも、悪くなるとも言わず、時や物事が進む様子・・・というより 進む という概念そのものが鳴っているように。