目薬よくなくす

たまに心臓めっちゃ痛い

歌を歌うためのエレキギター DIALUCK

 

 

DIALUCKをみにいった。

次の日になっても一日中、昨日のライブを浴びたうれしさが抜けない。

 

DIALUCKについて何か書こうと思ったけど、そこの一行目を書いたあとしばらく手が止まってた。流してたDIALUCKの曲を聴いていたのもあるけど、なにを書けばいいかわからなかった。本人たちのことも書きたいけど、やっている音楽について思ったことだけ書くことにする

 

ギターを弾きながら歌うと楽しい。アルペジオを弾きながら歌うと良い。この、よさを究極まで突き詰めている。極めたというよりは、部屋でギターを弾きながらずーっと歌ってたんだと思う。そこで生まれたアルペジオ、言葉を集めて歌にしてバンドにしてるって感じがする。ライブハウスにいるのに、賃貸の一室でいつの間にか日が落ちてたから電気つけないと・・・けどもう少し弾いていたい みたいな情景が浮かぶ

歌詞がすごいというよりは、旋律に対する当てはめ方がすごい。口に出すと完璧すぎてそのために生まれた言葉とメロディなのではと思ってしまう。DIALUCKの歌詞を引用してここに貼り付けようとも思ったけど、歌に詰めこまれた言葉として聴かないと と思ったのでやめた

 

音源はスリーピースがスリーピースとして録音されていて 無駄がないから、円盤で聴いていた音楽がそのままダイナミクスを伴って鳴っているようなライブだった。それと、言葉で遊ぶみたいなゆるい歌い方のアンニュイな歌声もライブではさらに際立ってた。

歪みはブルースドライバー、ディレイのセッティングはずっと変えることがなかった(たぶん)。本人の一番好きな音を変えることなく全ての曲でホロウボディのテレキャスターをかき鳴らしていた。テレキャスターとブルースドライバーさえあればいい というどこかのおっさんの言葉を地で行くようなスタイルだ

 

とにかく歌を歌うためにテレキャスターを弾いてる、アルペジオのために言葉が詰めこまれてる。生で聴いたら走り出したくなってしまった

 

 

なんて言ったらいいかわからない、と戦いながら書いているとまあまあ時間が経ってしまった。いつの間にか部屋が真っ暗だ 電気つけないと・・・

 

 

[music] あの街まで / DIALUCK